カートが空です
かつて「福岡県茶業青年の会」の会長を務めていた坂田照彦さんは、一町七反もの広大な茶畑を持つ、黒木町の茶業を支える重要な生産者の一人だ。
日頃から地域の生産者と共に「闘茶会」(お茶を味わい茶種を当てる競技会)を開き、お茶に対する五感を磨きながら切磋琢磨している。
黒木町は標高が高いため気温が低く、茶芽を健やかに育てるための管理や摘芯のタイミングは難しいという。
けれど、この道22年の経験と勘により、しっかりと香りと旨味を蓄えた茶芽を立派に育てている。
その甲斐あり、坂田さんは平成30年度福岡県茶園共進会「玉露園の部」で農林水産大臣賞を受賞。
坂田さんの真摯な姿勢を受け、今日も新芽たちが健やかに育っている。